キャバクラって、全国各地にあるから、気に入らない客がいればその店を辞めても、また働きやすいのがメリットだと思います。
キャバ嬢っていっても、源氏名で呼ばれるから、素の自分とは違う自分を演じてみるとか、色んな顔ができるのも魅力だと思います。
キャバクラの中でのルールもマニュアルがあるワケではなくってキャストから教わるので、見て覚えるのが一般的です。
ルールっていっても、どのキャバクラもガラッと変わるワケではないから、違うお店で働くことになっても馴染みやすいとも思います。
サービス業だから、キャバ嬢がすることはトークとお酒に付き合うことです。
アフターだったり、ノルマがあるキャバクラもあるけど、それも負担に思うなら違うキャバクラへお世話になれば済む話です。
実際、キャバクラに勤めていて1年程度の勤続年数が多いかなって印象です。
お酒も強くなければ働けないイメージもあるけど、確かに、お客さんを盛り上げるために呑むことは必要になるけど、そんなときにはダミーのノンアルを黒子が用意してくれるので、それで乾杯していました。
クラブとか高級店と違ってお客さんの質は決して良くはないです。だから、あおるように次々にお酒を呑むお客さんが多かったです。
それでいて、お触りができると勘違いする若いお客さんもたくさんいます。
ちょっとのソフトタッチなら、笑って許せるけど、キャバ嬢は触られてなんぼって言いながら胸をわしづかみにするお客さんもいて、もちろん、すぐに黒子が間に入ってくれます。
それでも悪ふざけすぎるときは、入店拒否っていう退場させられるのがお決まりでした。
キャバ嬢として胸を魅せるようなドレスを着用するから、そうした行為に走りたくなるのも分からないワケはないし、実際、キャバクラではOK・NGの判断をキャバ嬢に任せるところもあります。
お触りができるキャバクラだと、やっぱり指名リクエストでお給料がもらえるから、ソフトタッチを許すキャバ嬢もいます。
でも、サービス業の本質を見余るサービスは正直な話、止めてほしいです。
ほかのキャバ嬢も同じ穴のムジナと思われてしまうから、あの子は触らせてくれたのにってお客さんからも愚痴っぽく言われたことがあります。
すみませんとしか謝れないけど、どうして謝る必要があるのかって、オーナーに直談判したこともありました。
お客さんから指名されて席につくだけでなく、キャバ嬢もお客さんを選べるシステムにしてほしいです。