もうかなり前のことになりますが、私はもともと学生の時にコンパニオンなどの仕事をしていました。

そこで知り合った方から紹介をいただいて、時々ヘルプでキャバクラで仕事をするようになったのです。

小さなお店でしたが、背が高くきれいな女性が多いという評判の田舎のキャバクラで、お客様は多かったと思います。

私は地元だったのでキャバクラでアルバイトしていて、知っている人に出会うのは嫌だなあと思っていました。

しかし話をきいてみると、先生とかお医者さんとかのお客さんが多いと聞き、これだったら友達でもそんな職業の人はいないし、安心して働くことが出来るかなと思ってお店に出るようになったのです。

話に聞いていた通り、お客様は、お医者様が多かったですね。

なぜなら、その飲み屋街が、大きな病院の比較的近くだったからかもしれません。

先生たちって、こんなところで飲んで、もしも緊急で呼ばれたらどうするんだろうといらぬ心配をしたことがあります。

実際に、お酒を飲んでいて呼び出しがあり病院に戻った先生もいますから。

大変な職業だなあと思って、話を聞いてお相手をしていました。

ただ話を聞くのは楽しかったですね。

ダメな患者のこと、看護師のこと、医師としての信念のことなどいろいろな話をきいて社会勉強になったと思います。

反対に医師は意外とケチだということも実感しました。

部長クラスの医師になると羽振りがいいのですが、若手の医師はあまりよくありません。

給料ははっきりとは教えてもらえませんでしたが、あまり良くなかったのかもしれませんね。

そんな給料の愚痴を聞くことも多かったです。

キャバクラをしていて一番楽しかったのは、そんないろいろな話を聞くこと。

意外にも裏話が多いので、興味津々です。

でも出しゃばってキャバ嬢がもっと聞かせてとか質問をすることなんてできませんね。

話題がかわるともっと話を聞きたかったなあと残念な気持ちにもなりました。

そんな医師を相手にすることも多かったわたしですが、部長クラスの席に着いた時にはチップも多かったことを覚えています。

もらったチップはみんなでわけるのですが、分けるのがもったいないくらい。

正直、私がもらったチップは私の取り分として、全部もらいたかったなと思います。

それもお店のルールに従わなくてはいけないのですが。

こんな私のキャバ嬢生活は約1年続きました。決して毎日ではなかったですが、とても社会勉強になったと思います。

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