1番最初のデビューはクラブでのホステスでした。
きっかけはホテル業界でウエイトレスとして勤務していたのですが、仕事の仕方が夜の水商売と馬鹿にされて辞めさせられました。
本当に興味をそのころ持ち始めて半年間クラブで努めましたが、カラオケやママさんと女の子の対立のいざこざ、自分としてはもっと稼ぎたいなど色々あり、たまたまスカウトされたキャバクラのショーがあるお店へ入店しました。
最初は何もかも緊張しましたが、自分その時はまだ遊び足りなかったこともあって、ショーがあるお店は自分にとって刺激になっていいなとも感じていました。
当時マネージャーをされていた方ともとても相性が良くて、いつもとても面倒見がよく皆さんから親しまれている方でして自分はすぐ入店し、2か月でまさかのショーメンバーにまで抜擢されました。
最初は困惑しましたが、依頼された限りは後ろは振り向けないなと感じ、レッスンは受けるも結構未経験だったからか踊れません。
なので、遅くまで夜通しで10日間くらい寝る時間を惜しむほど練習をしました。
かなり厳しいことに気づかされて本当夜の仕事はバカにできないと改めて現実の厳しさを経験しました。
営業のお電話などの当時は携帯電話は今のようなかけ放題やメールがまだあった時代ではなかったですので、当時月10万円はバカになりませんでした。
指名してくれるお客様が来なくても、イベントでプレゼントでかわいい袋に入った中に靴下をプレゼントしたりと、自分なりのアイディアで試行錯誤したりもしていました。
まだそんなに経験していませんでしたから、心遣いだけはきっちりとしていきました。
今でもその経験はずっと気持ちを持ち続けているので経験してよかったとつくづく感じております。
結構こういう所は最初お客様と一緒に、飲んでずっとついていればいいのかなと思えば、そうでもありません。
きちんとグラスをふいてあげたり、お酒を創るのも濃いのがいいのか薄口かきちんと聞いたり、トイレから出た場合がおしぼりをきっちりお渡ししたり、本当に丁寧な接客の心使いはすごいと思います。
また、私はは毎日美容室へ行ってきちんと手入れをして本格的にしていたので、そういう点では落ち度がないように、それなりのことはきちんとしていたと思います。
今までの経験がすべて本当に役に立っているため全然後悔していないし、あの時していてよかったなと感じてなりません。
もともと昼間だけの会社員だけでしたら、今の自分はなかったですし、一人ひとりキャバ嬢としても皆さん個性があって見習いたい方も多くて本当に良い意味でもたくさんの刺激をもらえました。