実家を離れ、一人暮らしをしながら某大手企業で正社員として働いていた20代後半、弟が私のマンションに転がり込んできました。

家賃は払ってもらえず、食費や雑費は増える一方・・・。

しかもちょうどその頃ブランド品にはまっており、月に1つはブランド物を購入していました。

キャッシングをしては支払いにあてるという自転車操業を繰り返していましたがどうにもならず、会社に内緒で休日(月に7~8日)はキャバ嬢として働いていました。

しかし、夜一本の女の子とは同伴数も売り上げも勝負になりませんし、ノルマも達成が難しい状況でした。

そこで、自ら店のオーナーに掛け合い特別枠で働いていました。

内容は、同伴ノルマ・売上ノルマ無しで時給5,000円。

そのかわり、接待、話の内容が政治経済と難しい席、ちょっと怖そうなお客様の席にフリーで率先してつくというものでした。

いまでこそ高学歴・社会人経験のある女の子は珍しくありませんが、当時は高校卒業後すぐに水商売という女の子が多く、大学を出て一般企業で働いた経験がある女の子は貴重でした。

一般常識や教養(公立大学卒業)、社会人経験(当時主任)を武器に高学歴自虐キャラ(20代後半だったため)として場を盛り上げ、とにかくドリンクを飲む!

ボトルが入った席にはフリーでついて飲む!普通のキャバ嬢なら、飲んでも売り上げにならないお酒を飲むなんて嫌だと思いますが、私はお酒が好きだった為、ただでいいお酒が飲め、おまけにそれでノルマがなくなるなんて夢のようでした。

ただし、2足の草鞋をはくということは良いことばかりではありませんでした。

確かに収入面では楽になりましたが、本職の休みの日にオープンからラストまで入っていたので、20代とはいえ、いつも大量のお酒を飲んで明け方帰宅→朝から出社は体力的にぎりぎりでした。

今思えば本当に切羽詰まっていたからこそできた生活だと思います。

今からキャバ嬢をやれと言われても絶対に無理!!

しかし、今思えばキャバ嬢時代に会社では学べない処世術やメンタルの持ちようを学ばせてもらいました。

また、普通の会社で働いていては出会えない方々に出会えたり、綺麗なドレスやヘアメイクのおかげで自分に自信をもって、非日常を味わうことができました。

キャバ嬢というとまだまだ社会的にいいイメージを持ってもらえないことも多いですが、本当に頑張っている人は素晴らしい接客をしますし、どんな仕事も一生懸命やることが大切だと感じました。

ただ、イロコイだけは最後までできませんでした・・・!

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